ひと昔前はゴーヤーといえば、南国沖縄県の野菜として有名でしたが、最近ではグリーンカーテンなどといって、夏の日差しを和らげる為に窓辺に植えたてみたりする家も多く見られるようになり、知名度も全国区になってきました♪
グリーンカーテンで日差しを和らげ、ゴーヤーの実がなったら食べるのも楽しみですね。本格的な夏がやってくる前にぜひ植えてみませんか?
こちらでは、ゴーヤー(にがうり)の栄養価や効能、美味しいレシピを紹介します♪
画像引用元:http://shiraberulab.com/babyfood-bittermelon/
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記事の目次はコチラ♪
ゴーヤーの栄養素や作用について

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今ではゴーヤーといえば、あの緑色でつぶつぶのイボみたいなものがある苦い野菜とわかりますが、ちょっと前までは「ゴーヤーってなぁに?」という感じだったのではないでしょうか?
ゴーヤーはという呼び方は沖縄の方言で、一般的にはにがうり、ツルレイシと呼ばれるウリ科の植物です。原産地は熱帯アジア地域に多く栽培されており、日本では九州の南から南西諸島で多く栽培されています。もっとも沖縄県が収穫量の30パーセント以上を占めています。その為、ゴーヤーといえば、沖縄!といった印象が強く見られます♪

ゴーヤーには独特の苦みがあり、好みがわかれる野菜ですが、その苦みが胃や腸、消化器官を刺激し、食欲を増進させてくれる作用がある【モモルデシン】と呼ばれるものです。
またゴーヤーには加熱に強いビタミンCと葉酸が含まれ、他にもカリウム、リンなどのミネラルも含まれています。
ゴーヤーは夏にオススメ!効果や効能は?

ゴーヤーは苦みの中に食欲を増進させる成分である「モモルデシン」や、加熱に強い「ビタミンC」が多く含まれており、暑さで食欲が減少する夏にはぴったりの野菜です。
他にもモモルデシンには、自律神経のバランスを整えたり、血圧や血糖値を下げたりと血流を整えてくれる作用もあります。また抗酸化作用も強く、生活習慣病も予防できる体になる効果がたっぷり入っています♪
ゴーヤーの苦みの取り方や下処理について

画像引用元:https://oceans-nadia.com/cooking_basics/48
体にいいとは知っているけど、やっぱりゴーヤーの苦みが苦手…という方多いですよね。苦いゴーヤーも魅力的ですが、苦みを和らげるゴーヤーの下処理方法を教えちゃいますね。
まず、ゴーヤーを調理する場合、中にある種と白いわたを取り除かないといけません。よくゴーヤーのわたが苦いと言われますが、実はわたには苦み成分はほとんどありません。でもしっかりわたをとるほうが食べやすく見た目もよいので、スプーンを使ってなでるように取り除きましょう。

画像引用元:https://ameblo.jp/gaturi-meshi/entry-12183210696.html
そして、次からポイントです!ゴーヤーは薄切りにすると苦みが抜けやすくなるので、苦みをできるだけ取り除きたい方は薄くスライスしましょう。でもあまり薄くスライスしすぎると食感が足りない感じになるので苦みと食感のバランスをとれる厚みの2ミリがお勧めです。
ゴーヤーをスライスしたら、ここからまたポイント!苦みを取り除く2つの方法です。「塩を使ってスライスしたゴーヤーを揉む」「塩だけでなく砂糖も入れてスライスしたゴーヤーを揉む」、この2つの後にさっと下茹でするとゴーヤーの苦みを和らげることができます。
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ゴーヤーを使った人気レシピを紹介!
★ゴーヤーチャンプルー★

【材料】
- ゴーヤー
- 豚肉
- 木綿豆腐
- 卵
- 鰹節
- しょうゆ
- 塩
- サラダ油
- 胡椒
【作り方】
- 先ほどご紹介した下処理をした後に、フライパンにサラダ油をいれ、キッチンペーパーで水気を取った木綿豆腐をちぎっていれる。
- 塩を少々振り入れ、焼き色が付いたら取り出す。
- サラダ油を足し、ゴーヤーを炒める。
- ゴーヤーにも少し塩を振り、ゴーヤーがしんなりと緑が鮮やかになるくらいに炒めたらまた皿に取り出す。
- サラダ油を少し足したら、豚肉を入れ塩と胡椒を少々振って、肉にほんのり焼き色がついたら、先に取り出していた豆腐とゴーヤーをフライパンに戻し、醤油を回しいれる。醤油は大さじ半分ほどでよいですよ♪
- 醤油の香りがしてきたら、溶き卵を2回に分けていれる。
- 上下をさっと返すようにまぜ、ふわっと器に盛ったらお好みで粗挽き胡椒を振って完成♪
★ゴーヤーキーマカレー★

画像引用元:http://idea-gym.com/curry-recipe/
【材料】
- 合いびき肉 200g
- ゴーヤー 1/4本
- トウモロコシ 1本(缶詰でも可)
- 玉ねぎのみじん切り 1/2個
- プチトマト 8コ
- ニンニク 1片
- ショウガ 1片
カレー粉大さじ2と調味料にサラダ油、醤油、トマトケチャップを使用します。
【作り方】
- ゴーヤーのわたを取った後、7ミリ程度の角切にし、塩もみしてから下茹でする。
- トウモロコシは実を取り、プチトマトはヘタをとって、くし形に切っておく。
- フライパンにサラダ油をひいたら、ニンニクとしょうがのみじん切りを入れて、香りを出すように中火で弱く炒める。
- 香りがしてきたら、玉ねぎとトウモロコシを加え、しんなりとするまで炒める。
- しんなりしたら、ひき肉を加え、ほぐすように炒めていく。
- ひき肉を3分ほど炒めたら、さらにカレー粉を加えて炒める。
- カレーの香りがしてきたら、醤油にトマトケチャップを入れ、続けてゴーヤーとプチトマトを加え、1分ほど炒めたら出来上がり♪
このレシピで、ゴーヤーが苦手なお子さんでも喜んで食べてくれるのではないでしょうか?

スーパーなどの野菜売り場などでゴーヤーが並んでいるのを見つけると、夏を感じます。あのゴーヤーの見た目といい独特の苦みといい、好き嫌いが分かれる野菜ですが、夏バテする方にはぜひおすすめしたい野菜です。
夏バテしている方も、そうでない方も回復や予防にゴーヤー(にがうり)を美味しく食べていきましょう♪