元祖健康食品といえば「青汁」を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか？最近では青汁も飲みやすいものが増えてきて、毎日飲んでいる人も増えてきましたね。
そんな健康飲料「青汁」の原料、ケールのことどれくらい知っていますか？体にはいいんだろうな～とは思うけど、実際のところ詳しくは分からないですよね。
今回はケールについてまとめました！すっごい栄養豊富なんです♪
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ケールの栄養素とは？
ケールは見た目キャベツのような形をしています。もともとは地中海沿岸に生育していたアブラナ科の植物で、「野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価の高い野菜です。日本でも1年中栽培されていて、主に青汁の原料として使われています。
見た目こそキャベツのようですが、ケールには独特の苦味があるため食用には向きません。キャベツのように食べやすく品種改良された野菜は、失われてしまった栄養素もたくさんあります。その点ケールはキャベツの原種に非常に近く、野生植物本来が持つ栄養素がそのまま含まれています。
ケールの栄養価は一般的な緑黄色野菜に比べてもビタミン類が非常に多く含まれ、他にも食物繊維やカルシウムといったものも豊富です。主な栄養素は「ルテイン」「メラトニン」「ビタミン類」「カルシウム」です。他にもミネラルやクロロフィル、葉酸、タンパク質なども多く含まれます。
主な効果や効能について
ケールに含まれる栄養素はいったい何に効果があるのか見てみましょう。
坑酸化作用があり、特に眼精疲労や視力回復といった目に効果があるようです。PCなどを日ごろよく使う方にはぴったりですね。
睡眠の質を上げます。もし普段寝つきが悪い、寝ても疲れが取れないといった方はメラトニンが減っているのかもしれません。
主に粘膜に作用します。ドライアイ予防や整腸作用などがありますよ。
美肌効果（にきび改善、しみ予防）
血流改善にいいので冷え性対策にぴったりです。老化対策にも効果があるようです。
骨を丈夫にするだけでなく、イライラなどの神経過敏も抑えてくれます。
加熱しても栄養は同じ？
ケールはとても苦いのでそのまま食べるというより青汁で飲む方の方が多いと思います。ですが調理方法によっては美味しく食べられるので野菜の一つとして取り入れてみませんか？
ケールに含まれる栄養素で加熱に弱いものもいくつかあります。例えばビタミンB1とビタミンC。これらは熱に弱く、加熱すると何割かは失われます。逆に食物繊維やミネラルは熱に強いので加熱しても効果はそのままです。ケールは野菜の中でも熱に強い分類に入りますので加熱調理しても栄養価が大きく下がることはありませんよ。
ただしビタミンB1とビタミンCは生のまま摂取するほうがより栄養価が高いのも事実。まるごと栄養を摂りたい！という方はミキサーなどでペースト状にしてヨーグルトに混ぜるなどすれば食べやすいかもしれません。このときハチミツやフルーツも一緒に加えると幾分かクセも和らぎますよ。
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ケールをつかった人気レシピは？
ケールを使ったレシピも数多くあります。ぜひ食卓に一品加えてみませんか？
★ケールチップス★
画像引用元：http://bettermarche.com/
【材料】
ケール 100g
オリーブオイル 大さじ1
塩
【作り方】
1、ケールを洗い、水気を切ります。
2、水気を切ったケールは大きめに切る。（焼いたときに縮みます。）
3、ボウルにケールを入れたらオリーブオイルをかけ、まんべんなく混ぜる。
4、天板にクッキングシート敷き、ケールを並べる。
5、170度に温めたオーブンに入れて約10分焼く。
6、カリッと表面がしてきたらキッチンペーパーの上に取り出して塩を軽く振って完成。
お好みでゴマなどを振っても美味しいですよ。オイルはごま油でもいいですね。ケールが持つ甘みを感じることが出来ます。おつまみにもGood！
★おかか炒め★
画像引用元：https://cookpad.com/recipe/799336
【材料】
・ケール 1枚
・ごま油 大さじ1
《A》
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
・かつおぶし 1パック
・白ごま 大さじ1
・輪切り唐辛子 お好み
・ちりめんじゃこ 大さじ2
【作り方】
1、茎と葉脈は少し硬いので切り取ってかた輪切りにしましょう。
2、葉は縦6等分ほどに切り、1cm幅に切っておく。
3、フライパンにごま油を入れて温める。まずは茎から炒めてやや火が通れば葉を加える。
4、《A》とかつおぶし、ちりめんじゃこを加えてさらに炒めます。ケールが柔らかくなればゴマとお好みで唐辛子を加え混ぜれば完成です。
常備菜にぴったりですよ。冷蔵庫で4～5日保存可能です。ケールはクセが強いので味付けは濃い目にする方が食べやすいですよ。ご飯がすすむふりかけです。
★ケールとベーコンの炒め物★
画像引用元：http://nycooking.blog.jp/archives/65887831.html
【材料】
・ケールの葉 5枚
・たまねぎ 1/8個
・ベーコン お好みの量
・にんにく 1片
・オリーブオイル 大さじ½
・しょう油 少々
・塩コショウ
・パルメザンチーズ
【作り方】
1、ケールは綺麗に洗って食べやすい大きさに切る。茎は硬いので切り取る。
2、にんにく、たまねぎはみじん切りに。ベーコンは食べやすい大きさに切る。
3、フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて香りを出し、ベーコンを入れる。
4、ベーコンにやや火が通ればたまねぎを入れて全体に火を通す。
5、ケールを入れて塩コショウをし、ケールに火が通ればしょう油を加えて混ぜる。
6、お皿に盛ってパルメザンチーズを振って完成。
子供でもぱくぱく食べられる炒め物です。塩コショウは味を見て調整してください。ベーコンによっては塩気がきついものもあるので要注意ですよ。
ケールはクセが強いですが、ぜひ取り入れたい栄養食材です。飲みやすいタイプのものから始めるといいですよ♪
特にスマホが欠かせない昨今は目の疲れに悩まされている人も増えてきました。ケールは眼精疲労に効果的なので毎日の食事に青汁をプラスしてみてはいかがでしょうか？ケールチップスもクセがあまり感じられないのでおすすめです！
