突然ですが、皆さんは【パセリ】って食べますか?サンドイッチなどの軽食によく添えられているのを見ますね。ですが結構残している人の方が多いんじゃないかと思います。
そうなんです。パセリってスープなどにパラパラとトッピングされていたらそのまま食べるのですが、付け合せとして添えられたものって何だか手が伸びないんですよね…。
でも!これって栄養的にももったいないんです!今回はパセリの栄養についてまとめました。これを読めば今度からパセリが食べたくなる!かも♪
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パセリに含まれる栄養素とは?

パセリは地中海沿岸が原産のセリ科の野菜です。ヨーロッパでは形が平らなイタリアンパセリを使用しますが、日本では縮れたタイプの「カーローパセリ」というものが主流です。種を撒いてから約1ヵ月後には収穫が出来るので、家庭菜園にも向いている野菜です。
パセリは独特の香りで少し苦手な方も多いのではないでしょうか?この香りはスープやドレッシングなどの風味付けになったり、煮込み料理などで臭み消しとして役立ちます。
そんなパセリですが実は緑黄色野菜に分類され、栄養がとっても豊富!残すのはもったいない野菜なんですよ。ではどんな栄養素が含まれているのでしょうか?
- 食物繊維
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- 鉄分
- 亜鉛
- βカロテン
- ビタミン類
- ナイアシン
- 葉酸
- パントテン酸
ビタミンを一括して記載しましたが、これだけもの栄養素がギュッと詰まっています。
パセリの効能は?副作用に要注意!
パセリが持つ栄養はどれだけ体にいいのでしょうか?少し見てみましょう!

βカロテンは抗がん作用があり、活性酸素を除去する働きがあります。体内ではビタミンAに変化し、髪の毛や皮膚・粘膜の健康維持にも効果的です。他にも呼吸器系を守る働きもあります。

聞きなれない成分ですが、これはパセリの香りの元です。口臭予防や食欲増進、疲労回復などの効果があります。また解毒作用もあるので食中毒の予防・効果もあるんですよ。

ビタミンKは止血作用のある成分です。また、カルシウムの吸収を高めるビタミンでもあります。パセリはこのビタミンKをもっとも多く含む生鮮食品を言われています。

ビタミンEもトッププラスの含有量です。カロテン同様、非常に高い抗酸化作用があるので体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぎます。これは動脈硬化や心筋梗塞の予防になるんですよ。

鉄分やカリウム、カルシウムといったミネラルも豊富です。鉄分が野菜から取れるのは嬉しいですね。
代表的なものをご紹介しましたがパセリは本当に万能野菜です。ただし食べすぎは禁物です。普通に食べる分には全然問題ありませんが過剰摂取はさまざま病気を引き起こしかねません。
特に妊婦さんは要注意です。というのもパセリに含まれる栄養成分の副作用に流産や不整脈、低血圧などがあるそうです。といっても過剰摂取になるほどパセリを食べることもないと思いますが念のため…。
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いろいろなパセリの保存方法を紹介

パセリは新鮮さが大事です。鮮度が落ちたものは色が黄色っぽくなってきます。食感もシナシナして味が落ちてしまいますので用途によって保存しておくことをおすすめします。
乾燥に弱いパセリはビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。ですが2~3日で香りも薄れてしまうので早めに食べきるようにしましょう。茎がしっかりしているようであれば、コップに水を張って差しておくとまだ長持ちしますよ。
大量に手に入った時におすすめです。パセリを細かく刻んでバターと練り混ぜるだけで出来ますよ。好きなサイズに切って冷凍保存も可能です。炒め物やソテーなどにサッと使えとても便利です。にんにくとまぜてバゲットに塗って焼けばガーリックトーストにもなりますよ。
みじん切りにしてからレンジに数回かけて水分を飛ばせば乾燥パセリになります。密閉容器に入れておけば長期間保存が可能です。
パセリを大量消費出来る人気レシピはココ
パセリがメインの料理なんていかがでしょうか♪きっとクセになりますよ。
★パセリのチヂミ★

画像引用元:https://oceans-nadia.com/user/38656/recipe/141652
【材料】
- パセリ たくさん
- 小麦粉 1/2カップ
- 片栗粉 小麦粉の半量分
- 水 適量
- 塩 一つまみ
【作り方】
- パセリは綺麗に洗ってちぎっておきます。
- 粉類、塩、水をダマにならないように混ぜます。もちもちさせたい時は少し固めに溶いてください。
- (2)にパセリを入れてよく混ぜます。
- 熱したフライパンに油をひいて中火で3分焼きます。
- 裏返したら蓋をしてさらに3分ほど焼いて完成です。ポン酢や塩でお召し上がりください。
★パセリどっさりポテトサラダ★

画像引用元:http://44shokudo.blog.jp/archives/15682369.html
【材料】
- じゃがいも 2個
- パセリ 入れたい分だけ
- 塩コショウ 適量
- マヨネーズ 適量
【作り方】
- じゃがいもは電子レンジまたは茹でるなどして柔らかくする。
- 柔らかくなったじゃがいもに刻んだパセリを入れて潰しながら混ぜる。
- 塩コショウ、マヨネーズでお好みの味に仕上げれば完成です。お好みでゆで卵やかにカマ、ハムなどの具材を入れても美味しいですよ。

添えられていても中々食べることがなかったパセリですが、こんなに栄養があったとは驚きですね。積極的に摂り入れたい野菜です。
食後に食べれば口臭予防にもなるみたいなのでぜひお試しを♪そのまま食べることが苦手な場合はパセリバターがおすすめですよ。香りの良いバターは食欲も刺激しますよ!